ようやく、コンサルチーム拠点に行ったが、また一人だけ違う任務だった。

親銀行の執務室から某大手システム会社の執務室へ

コンサルタントへの第一歩のはずが?

久しぶりのコンサルになるまでシリーズ。前回の記事を一応張っておきます。

最後に書いてるように、大手システム会社の拠点でした。

一応、事前の説明は、

「この会社と銀行管理会計のシステムを作るが、そのノウハウを実地適用した金融業界は現状日本にはない。しかも、汎用機(銀行システムで利用する大きいコンピューター)ではなく、Windowsサーバーで動かすソフトだ。ユーザーが利用しやすいように。」

「要は一緒にノウハウの提供・設計・実装、運用までを一手にやるというそういうところだ。」

「そのため、銀行もイメージはできても、おそらく理解出来ないから、コンサルティングも対応することになる。」

その話を聞いて、「本当?」がまず最初の印象。
まあ、でもそういう話なら、1歩コンサルへ近づくので、願ったり叶ったり。
2年弱の地獄の下積み積んで良かった…と思った、仕事納めが終わった後の年末年始でした。

行ってみたら、想像と全く違ったのです

いよいよ、年始明けから新拠点へ。
しかし、本当に向こうの壁がなんとか見えるくらいの大きな1フロアーでがっつり開発をしているところの、端の事務机6つしかない。メーカーの人は2人。メインは1人でもう1人は広報担当。

そして我が社からは、このプロジェクトのために親銀行から出向され、いずれは戻られる方の1人。そこに私。

要はまだ本当にスタートしたばかりでした。一応、ある地銀さんと研究は進んでいましたが、実際はまだプロトタイプ。
しかも、いちから開発では無く、米国ですでにシェアをもっているソフトの日本語版を作り、それを適用していこうという話。

よって、プロトタイプも一応数字は出るが、これ合っているかのテスト中という段階。しかもソフトも半分以上英語のまま。
さらに言うと、マニュアルは英語のままで手つかず。よって、この機能は英語のマニュアルに当たる。

そんな感じでした。そして、直感するのです。
あっ、これコンサル見習いじゃ無くて、手が足りないから呼ばれた。
しかもコンサル志望だと言っているから、断れない。

仕事が始まる

なんか思っていたのと違う

そして、実働部隊の方々も、直轄の部課長さんも当然はじめましてなので、挨拶。
そこでみなさんからこう言われました。

「待ってたよ~。金融と管理会計知ってる若い人ってこと聞いていたから。頼りにしてるよ」

うーん、知ってはいるけど、学生時代の話。そして、確かに金融論と管理会計論は理解してるし、PCレベルのコンピューターも知っているし、汎用機も前の職場で叩き込まれているからから知っている。

でも、全部バラバラ。組み合わせたことなんてないよ。パズルじゃん。それで、新しい価値を生む?意味がわからん。

とはいえ、仕事はまずそのソフトの操作。などなどの基本的なこと。慣れれば難しいことは無かったです。

でも、英語のままの部分がたくさんあるので、その日本語化。これは私の専任業務。
なぜかというと、大学で、英語の原書当たっていたでしょと言う端的な理由。
これはすごく苦労しました。ちなみにマニュアルも。
何せ、概念がそもそも日本にはないので、ありったけの知識と想像力をフル動員。
(別記事の3D2視点メタ認知をフル活用)

ときにはこの管理会計を研究している大学の教授に会いに行ったり。
印象的なのは「この言葉とかは現状の日本の管理会計にはないから、君が作った方がきっと早いよ

図らずも私は、新しい専門用語(概念)を日本に定着させるという、極めて抽象度の高い仕事に放り込まれたのです。

別の仕事も

何でも屋になる

そんなこんなでも、時間は無くはない(他の人は出張とかあるので)、あることに駆り出されます。

それは、金融業界向けの連結会計ソフトの営業アシスタント。
これはすでにあるから、こいつ覚えろ。連結会計知ってるだろ。
要は金融業界向けになってるから、覚えてプレゼンしてくれ。

なぜこうなるか。実は、この金融向け連結会計の営業さんと管理会計の営業さんは同じ人。
さらに、担当部長も同じ。

よって、両方理解できる上、その他の人は管理会計のみだし、それで手一杯の人をプレゼンターとして使えない。
だから、それなりにそれっぽいことを話すことができる私を連れ回すことに。

ちょうど私も時間があるから良いでしょ。経験積ますためにも。よって一同納得。

もうここまで来ると、毎日出社して、金融管理会計のパズルを解きながら、英語と格闘。
もしくは連れ出されて、突如プレゼンか、連結会計の専門ソフト会社に訪問して話を聞く。
そんなことを最初の半年以上はしてました。

ここまで来ると、さすがに思うのです。
「いろいろなことがちょっとずつできるから、便利屋さんの白羽の矢が立ったのでは?」

そんな思いを日々浮かべながら、自分も本来のお客さんのところの会議に参加したいな…といつも思うのでした。


今回の記事はここまでです。
これからも、コンサルタント的な仕事はさせてもらえません。

また別の記事でお目にかかりましょう。