すでにAIを使っている人、これからAI使いたい人、なんとなくAI使っている人。「AI」って略語って知っていますか?

「AI」とは略語

みんなの「AI」のイメージする意味が広すぎる

「AI」って最近いろいろな場面で出てきますよね。それこそweb関連でもそうですし、家電でも冷蔵庫やマッサージ器なんかでも。

じゃあ、「AI」って何?と聞かれると「うーん、質問すると、答えてくれる便利な何か」みたいな感じでざっくりなイメージの方が多いと思います。

では、「AI」というのは略語というのはご存じですか?

「AI」とは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」と言います。

この段階で「なんじゃそれ」になると思いますが気楽に日本語にするとこうなります。

「AI」=「人工知能」

「Artificial」というのは英語で「人工的な」となります。
「 Intelligence」というのは「知能」です。

まあ、言ってしまえばそのまんまです。

正確に言うと

「AI」は「人間の知能(学習、推論、判断など)をコンピュータで”模倣・再現”する技術の総称です」

よって、あくまであなたの代わりに勝手に考えてくれるのでは無く、「コンピュータであたかもそれらしきことを、模倣・再現する技術の総称」なのです。

つまり、人間の脳のようにいろいろ情報を収集・処理して、0から何かを作るということはできません。
過去にあるデータベースに入っていたりしたものや、追加されてどんどん更新される(今、あなたがAIに入力したデータも含めて)、データベースを使って、確率的に多分これが正解なんじゃないかという回答を出しているのです。

実態との乖離

じゃあ、何でもかんでも「AI搭載」と書いてあるのか

じゃあ、なんで家電とかで「AI」搭載とか書いてあるのか。
簡単です。言葉の響きです。

例えばマッサージ器。
「AI搭載」と書いてあるマッサージ器の特徴は大抵こう言うことが書いてあります。

内蔵されたセンサーやAI(人工知能)がユーザーの骨格、筋肉の形、コリの状態をリアルタイムで検知・解析し、一人ひとりに最適な力加減やもみ技を自動で提供する最新家電

でも、よく考えてください。
このような機能は高級なものなら、以前から搭載されているし、これがあるから買いたくなっていた言葉です。(いわゆる「自動制御」や「マイコン制御」)

後述しますが、AIと呼んでも間違ってはいません。
でも、あたかも人間のように、その場で考えて動いているとは言いがたいのも事実です。

じゃあ、マッサージ器が人工知能を搭載して、鍼灸師さんのような的確なマッサージができるのか。
実際、家電量販店で試すと、到底及ばないことに気がつきます。

じゃあ、なんでこのようなことが起きているのか。
昔からの理です。
「新しい未知で、先進的な感じのする言葉に人は弱い」

なんでそのようなことになるのか

これは2つ大きな要因があります。

  • マーケティング的な側面
    他社製品との差別化や、最新技術を使っていることを分かりやすく伝えるための「広告文句(バズワード)」として使われている側面画あるから
  • 技術的な進化
    単なるセンサー検知にとどまらず、毎秒数百回の頻度でモーターの負荷を計算し、人の手のような「滑らかな速度変化」や「もみ玉の軌道修正」をリアルタイムで行う技術(ディープラーニングの応用など)が組み込まれているため、メーカー側は「AI」と表現しているから

つまり、「高度なデータ分析とリアルタイム制御を行うシステム」を、分かりやすさのためにAIと呼んでいるのが実態

もうひとつの観点

AIと生成AIは同じではありません

近年、「AI」という言葉からChatGPTのような生成AIを思い浮かべる人が増えています。

ただ、AIは人間の知能に近い判断や認識などを行う技術全体を指す、より広い言葉です。
生成AIはその中の一つで、文章・画像・音声・プログラムなど、新しい内容を作り出すことを得意としています。

つまり、生成AIはAIの一種ですが、AIのすべてが生成AIというわけではありません。

これには深い相関関係があります。

ひとつは「構造的な位置づけ」

先ほど記述したようにAIは総称なのです。
図に表すと以下のようになります。

細かいルールベースAIとか、機械学習などは一旦横に置いていただいて、とにかくこの図で重要なのは、
「AI=生成AI」ではなく、AIの中のひとつであるということが重要です。

二つ目は時系列での発展

上記の構造は歴史から来るものです。
これも図に著した方がわかりやすいので、図にしています。

このように、構造では包含していませんが、それぞれが土台となってだんだんと進化しているのです。
その現在地が「生成AI」となっています。

以上を踏まえて、改めて「AI」とは

押さえておきたいポイント

よって、こう考えるのはやめておいた方が良いです。
「人間の代わりになって、いろいろ考えたり、それに基づいて行動する」
あくまで、「模倣・再現」ですから。

今回は「AI」は何の略?についてお話しました。

今後、このようにAI用語を簡単に説明させていただきますので、ぜひ次をお楽しみに。