これから配属とか、配属済で「なんでこの部署?」なんていう人や、新卒の時にはこんな感じだったよな・・・と思われるベテランの方向けの記事です。

東京での初出社と銀行システム開発現場

前回の想像もしない状態ながらも配属された部署。「東京金融システム部」

とはいっても、よくわからないまま東京本社に皆一旦初出社。
ちゃんと社員として出社するのは初めてなので、会議室に集められて同期と一緒にみんな緊張。
そこから、東京本社担当副社長からの訓示を受けて、それぞれの配属現場へ。

因みに東京本社は八重洲近辺。東京駅の近くです。
東京本社でも私の部は仕事をしていたのですが、そこではなかっ
たです。
やっぱり銀行のシステム部の拠点です。

そして、ビルはさすがにデカい。そのまま1棟。
間借りとかではないです。

それはそうで、さすがに全システムの本体はそれぞれ別のところに分散されています。
しかし、そこはそれぞれメンテナンス部隊がいて、ここで全てのプロジェクトやそれにまつわること、書類の保管などを行っています。

そしてこのビルではシステム開発を行っており、フロアごとに銀行業務のシステム開発担当。それは銀行のシステムの役割と連動しています。

例えば「普通預金開発課だったらこのフロアで普通預金を扱うシステム開発」。

「定期預金開発課ならこのフロアで定期預金のシステムを開発」みたいな感じ。

私が配属された課

私が配属された課は、ちょっと同期達が配属された状況とちょっと違っていました

そして私が配属されたのは、その中でも「外接課」。簡単に言うと、顧客企業からここに振り込んでみたいなことの最初の受け口になるところ。
(社員のこの普通預金口座に振込してとか、融資の返済を銀行に返済してみたいなそういう感じ)

そのあとは銀行内部のそれぞれのシステム担当課のシステムに振り分けるみたいなイメージ持ってもらえれば良いかと。

それと同時に銀行内部の管理会計みたいなデータベース構築管理もやってました。

よって、両方って結構忙しい
そして、配属された時には銀行この課でやるのは管理会計は廃止。全部の人員を外接課に統合。

ただ、我が社の社員って先輩一人が配属されていて、課長も拠点の課(コールセンター部門の課など)も兼務。
よって、常駐している社員は女性の先輩だけでした。

そういう状態も知らず、銀行のその課長にも挨拶して、銀行の皆さんにも挨拶。
そしてシステム業界ではよくある協力会社さんの方にも挨拶。

そして、先輩から先ほどの話を聞くのですが、よくよく聞くと、社員は基本的に管理会計担当で、その先輩も含めてどうなるかわからないよって言う衝撃発言。

つまり、先輩としては一番あり得るのは外接部門に取り込まれる。まあ、実態は同じなので人事的統合だから。これなら銀行の人も知っている人もいるし、協力会社さんも一緒だから良い。

ただ、問題は外接部門ってハイレベルでシステムエラーみたいな失敗は出来ない。よって、我が社では対応出来ないので、そのプロの協力会社さんにお願いしている。そうすると、我々は足手まといになっちゃうかも。

もう一つは同じ棟の別部隊に移動。
これもしんどい。なぜなら、あなたは良い(新卒)なので、私は一から勉強。これ考えるとしんどい。
私の心境は「えらいところへ来てしまった」

地獄の始まり

まず仕事がほぼない…

しかも、しばらくは管理会計部門の後始末。
書類とかを整理とか、データベースの移管とか。
でも、オペレーションを教えてもらいながら、先輩はこうも言うわけです。
「教えてももう使わないけどね…」

もうこっちはそんなこと言われても。愚痴られても

そして一通り終わっても、その実行は切れ目のいい10月から。
そうすると2ヶ月くらいはもう暇。
銀行の担当・データベース構築のシステム大手会社・我々子会社含めて全体対応なので、想定通り終わったみたい。
よって、配属1ヶ月にしてもう仕事は無い。

ここからの2ヶ月がある意味地獄。
毎日出社しては先輩に「なにかやることありますか?」と確認。
先輩も「うーん、やることないかな」「自習しようか?」

あとは銀行から直で書類棚のこっからここまでコピーしてって依頼とか。
しかも古いしホッチキスでとめられているものもあるので、破れないように一枚一枚やる必要がある。

これ2週間7時間やりました。漏れがないかも確認しなければならない。
よって、事務員さんが使ってる、ゴムの指サック買いました。

多分ですけど、先輩もよもや新卒が配属されるなんて思ってなかったと思います。
あとで、銀行の方とか協力会社の方に聞いたら、5年ぶりの新卒(その先輩)らしいので。

ここでキツいのは、昼に同じ拠点に配属された同期との昼休みでの会話。

みんな
「今こう
いう要件の話でプログラムしたけど、さっぱりわからない」
「午前中にこれやらかして、怒られた」
など。

「おまえは最近どう?」
「特にないよ。今日はネットワークの本読んだかな」
「うん。今日もコピー500枚コピーして確認したよ。立ちっぱだからしんどいよ」
一人方向性が違う。

そのうち同期たちも、気を遣って私に話を振らなくなりました。
これが一番、精神的にこたえました。

そして10月。

結局どうなったか。

私一人が外接部門に取り込まれ、先輩は東京本社の部隊に移動。
よって、新卒社員が一人取り残される羽目になったのです。
配属3ヶ月とはいえ、まだ何もしていないピヨピヨ新卒社員のまま。

当たり前ですが、これは事前には銀行の課にも協力会社にも配属段階から伝えられていたらしく、皆さんこう言ってくれるのです。
「大丈夫これからこれから。一緒にやっていけば良いからさ」

そして、この部署に子会社一人で取り残されていく大変さ。
何すれば良いのかをプロの人たちにたたき込まれていくというつらさ。
同期はみんな先輩がいる中、そういう環境もない、ひとりぼっちなしんどさ。
それでも、やらなけばいけない仕事というものに向き合う学び…

さすがに、人事が発表されたときは、もう意味がわからない。
そしてこれからどうなっていくのか、コンサルのことなんてすっかりどこかに消えていました。
なんといっても明日が見えないので。

今だったら、間違って第2新卒で辞めていたかもしれません。
でも、時代がそれを許さなかった。氷河期でそんな余裕ないですから。
しかし、ここで踏ん張ったことが、後に活きて今の自分を作っていると確信しています。


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