ようやく新小岩での生活も慣れ、友達もできて、なんとなく「水泳」も続くことになった私。
そうしたら、またとんでもない事件が。それは「また引っ越し⁉」

小学校での生活は一段落

生活にも慣れてきた

そんなこんなで、独立した父の仕事も、おそらくなんとかめどが立ったようで、「なんでお父さんは、家にいるの」という低学年の無垢な疑問をぶつけられることも少なくなってきて、楽しく過ごしてきました。

学校に行っては友達と遊ぶ。
本を読みまくる。
相互の家で友達と遊ぶ(みんな団地だから)。
水泳クラブに行く。

強烈に今でも覚えているのは、変な自慢をする子がいました。

「絵の具を飲み込む」ということを自慢する男の子。

しかも、舐めるとかじゃないんです。
絵の具の銀のチューブからダイレクトに口に流し込む。

それで、「水色はこんな味で、赤はこんな感じの味」をみんなの前で披露。

こっちはドン引き。
しかし、さすがは低学年。
慣れるもので、緑を口にすると何味とか聞いちゃう。

まさかの引っ越し

青戸へ

そして2年生の3月に青天の霹靂です。

親から、「2年生の3学期で引っ越すから。場所は、同じく葛飾区の『青戸』」

兄弟そろって「青戸かよ…」。なぜか。

青戸は「母の実家」つまり、3世代同居という意味。

詳細な事情は聞いていませんが、おそらくは「祖父母の健康」。
特に「祖母の健康」は、私たちでも良くないのは知っていた。

でも、まだ母から年の離れた叔母もいます。
(まだ当時高校生くらい)
そんなわけで、みんな一緒にということなんだろうと思います。

なんで聞いていないかは、パンドラの箱を開けそうだから。笑

弟は良いです。まだ幼稚園前(4歳下)だから。
でも自分は、もうそれなりにもう周りとの関係性ができている。
行徳から新小岩に行くのとは、心の成熟度からしても全然違う。

でも、これは自分ではどうしようもないことで、従うしかない。

ちょうどこの頃(2年生3学期)にようやく校歌ができて、1回しか歌いませんでした。

先生の発言

給食での出来事

しかも、こう親には言われるのです。
「ギリギリまで引っ越すことは言っちゃだめ」
なぜかは知りませんし、まあ子供ながらに「だめな気もする」と感じますしね。

ということで、親と先生の間で、一応3月の終業式のちょっと前に先生から発表があるということになったようです。

しかし、3月の頭くらいで予想だにしないことが起きます。

給食のデザートが休みの子がいて余っていたのです。
そうしたら、たいていじゃんけんとかになります。

そうしたら、先生がこう言ったのです。

「彼は3学期で転校するから、あげなさい」

みんな(私も含めて)唖然。
私は(先生…言っちゃったよ)。

ということで、給食終わりに質問攻め。
「どこにいくの?」
「いつきまったの?」
とか。

私としては、何をどこまで話して良いかわからない。
そのうえ、自分もよくわからないまま、引っ越しする事実が進んでいる状態。
よって、答えようがない。

そうしたら、学年で1番目の転出生になりました。
それからは、お別れ会だのそんなのがあったりしました。

今でも疑問

正直いって、今でも疑問です。

若い先生で思わず言ってしまったとかではないです。
なぜなら、ベテランの女の先生。

仮説は2つあります。

1.先生が基本的に私が嫌い。(雰囲気でなんとなく感じてた)
2.もう先生と親との間で決まっていた。

どちらも追求はしてません。
仕方のないことだから。

そういうことで、またジプシーのごとく引っ越しをするのでした。

後日談

大人になってから

これには、後日談があります。
もう大人になり、結婚して、40歳くらいになったとき、親が実家の処分を考え始めました。
そして、私や弟などの私物をなんとかしろとそれぞれに持ってきたのです。

その中に、このときにお別れ会でもらった、手紙形式の冊子があったのです。原稿用紙そのままの。

懐かしいな…なんて呼んでいたら、結構衝撃的なんですよね。
特に女の子。

超どストレート。
「好きだった」当然これは嬉しい。子供ながらに想ってくれていたんだな…

衝撃は、
「はっきりって好きじゃなかった」
(嫌いって言ってくれた方がすっきりする)

「なんであの子(幼なじみ)とばっかり、登下校して仲いいの?遊んだりして。」

これは仕方ないんです。なぜなら、親が仲がいい。
しかも団地の上下(601と702みたいに)なので、互いのお母さんが面倒を見合う。

さらにもうひとり幼なじみ(女の子)もいて、この親御さんとも親同士で仲が良い。
この子はもっと上の階で5歳上のお姉さんもいて、面倒を見てもらっていた。

よって、家庭の事情でそうなったから、自分が明確な好意を持って好きで遊んでいるわけでもない。
まあ、それぞれにバレンタインとかはもらったり、お返しはしましたけど。

でも、他人からはそう見えていたんだな…と思い、奥さんにこの冊子を見せたら、笑っていました。
あるあるだって。

こう思いました。
「女の子は男の子より精神年齢が早めに成長するって、あながち間違ってないかも」って。


では、別の記事でお目にかかりましょう。