初めてお客さんのところへ出張。新たなるミッション。そこで思う、過去の経験(下積み時代)の生かし方を気づかされた話
デスクワークのみからの脱出
英語地獄からの解放
英語に翻弄されながら新概念を作るミッションで、頭の中の何かが変わったというのが、前回のお話。
ようやく、英語地獄と概念創出地獄から抜け出した私。
ほっとしたら、いよいよお呼びが。
私の上司(Hさん)とNさんから、
「お客さんのところに紹介するから、先方に行くよ」
「やったー!出張だー!しかもお客さんに会える。嬉しい!」
なにより、当時しんどかったのは、作業もそうなんですが、全体戦略会議には参加させてもらっていたのです。
でも、「みなさんがどこそこ銀行が興味があると連絡が・・・とか、アプローチしてみたけど予算見て検討・・・とかの話」がうらやましかった。
一応、私も報告はします。
「翻訳何ページ進みました。この言葉はこう言う概念なので、○○と変換することにしました」
当然、質問も無く、「了解、じゃあ、進捗管理はNにして」
これが終わる訳で、実際のお客さんに会える。
新卒からここまで、気がつけば丸3年くらい経っていました。
初出張
いよいよお客さんの元へ
新幹線に乗って、出張。しかも予算で。
今思えば、しょうもない話です。
でも、それくらい嬉しかったのです。
いざ先方の銀行さんへ行きご挨拶。
「お伺いはしています。日本語化大変だったでしょう。英語が半分だったのに、綺麗に日本語化されていて、この言葉はこうだったのかと思いました。これからも、よろしくお願いします。」
これで、「報われた」と本当に思いました。1年の葛藤が。
そして、会議ではいろいろな私の経歴とか、先方の考え。
プロトタイプで出していた数値が現在の数値の近似値になったこと。
(近似値でOKなのは、新概念の方式をとっているため、予想の範囲内だったらOKだった)
そんなこんなで会議も終了。
そうしたら、先方からこんな提案が。
「日本語化達成のお祝いも兼ねて、飲みに行きましょう」
すごく気を遣っていただきました。
そして、宿泊して翌朝帰るとなりました。
また新たなミッション
今度はシステムの全体最適化への思考
そんな余韻で、次の仕事はなんだろうと思っていたら、別の共同研究の銀行さんの依頼が来たとのこと。
よく話を伺うと、うちのソフト単体では見づらい。よって、見やすい形態にしてほしい。ただし、誰でも見ることができるようにExcelで。
たしかにそうなんです。担当者は知っているから見ればわかるのですが、これを報告とか他部門に展開する際にはExcelが一番なんです。加工もしやすいので。
そして、今度はこの構築出来ないか?です。
条件は要件定義書や仕様書とか無くて良い。
現物納品と簡易マニュアルだけで良い。
まあ、確かにそうだよなーとは思いますが、VBAはある程度使っていますけれど、納品レベルになるとかなり違います。
しかも、ソフト ⇒ Excelって両者の制約があって、直接接合って難易度が高い。
また、「うーん、どうすべきか…」の時間です。
いくつかの案を考え、実践。やっぱり無理。これを数回。
そんな試行錯誤の時、ふと思うのです。
「直接やろうとするから、無理なんじゃ?」
「データベース(DB)を間に入れて、データはそこで一旦保持。クエリで整理してExcelで表示」
「そうすると、そこまでDBはクエリ要員(整理係)なので負担が無いから、先方でも現状搭載されているAccessで行く」
要はこう言うフローになります。
新金融管理会計システムの膨大なデータ⇒Accessでそのデータを保持してクエリで整理⇒Excelで表示のみ。

これならば、他のこれから展開していく金融機関でも対応出来るかも。と考えました。コストも最小限。
改めて、AccessとExcelの構造の理解と限界パフォーマンスの理解。
そして両VBAのコーディングとクエリ(SQL)の復習。
そして作成。
テストデータでの一連の流れのテスト。
本番データでのテスト。
エラー潰し。
今までのキャリアの再確認
ここで思うのです。最初の2年弱の銀行での経験は無駄じゃなかったと。
要は、これを一手に考え実装できたのは、銀行時代にシステム構築の流れを基本から教えてもらって、見るべき最短のポイントを教えてもらった。
だから、規模は小さいけれど手法は同じ、と。
そして、完成。
Nさん、Hさんや営業などにも確認。
そして簡易マニュアルは一応作成。
そして、その銀行に出張。
また紹介とか前の銀行と同じことがあり、この銀行の会議で補完システムの解説。
評価はOK。これで使おうということになりました。
しかも、補完システムはAccessとExcelなので、改善点はこちらに投げてくれれば、すぐに直せるのも高評価。もっと言うと、MicrosoftのOfficeは、たいていどの銀行でも個別PCに購入時に導入済。
よって、このシステム構築のために新規購入をする必要が無い。
両銀行で必ず聞かれたこと。
「あなたは本当に25歳?うちの銀行でも、こんなに仕事出来る人いないよ」
この両銀行との研究開発が実を結び、正式にリリース発表がありました。
いよいよ、本格的な営業とプレゼン・受注システムのコンサルからの一気通貫プロジェクトがスタートするのです。
今回の記事はここまでです。
ここから、SE半分でコンサル半分の仕事していき、徐々にコンサル経験を積んでいくのです。
では、また別の記事でお目にかかりましょう。
