以前、私の記事執筆フローの全体構成や文字校正の記事を投稿しました。 その後、全体の最適化を図るため、4つのAIの有料化をおこないました。すでに4つのAIの特徴を確認しましたが、私の記事執筆フローでは限界が見えたものもあります。今回は、私が実際に試行錯誤して組み直した記事執筆フローの話です。なお、実践ノウハウ部分には具体的なAIの役割分担・どこで詰まったか・それをどう改善したかについてなど、記事校正に現れる各AIの特徴も記載しています。
前回の記事は以下の記事。
私の基本的執筆方法
正直、前にも書きましたが、私もAI使っています。
しかも結構いろいろな局面で。
でも、絶対条件が私の中であって、まず自分が主体であること。
初手はまず必ず自分で考えて、AIに丸投げしないってのは必要条件。
例えば、note記事の場合は実際にこうしています。
まずは、当たり前ですが、自分で必死になって記事を書きます。
ここからがAI利用の場面になります。
AIの利用変化
以前、第一段階で使っていたのは
「Gemini Advanced」でした。
この理由はエコシステムによるチャット横断で、私の背景などを何度もプロンプトに投げる必要がなかったから。
しかし、先日ユーザーにとって不都合なことが起きました。
突如、セキュリティーポリシーが変更され、今まで使っていたチャットの一部にプロンプトを投げられなくなりました。
これでは記事の全体構成と軽微な文字校正すらも任せることはできません。
実際に私に起きたことです。
数時間前にnote校正で使ったチャットに、今後の相談事項を書こうとしました。
その途端ポリシー変更が適用され、そのチャットが使えなくなりました。
「これで初期段階から有料化した意味が一瞬で吹き飛んだ」と思いっきり感じた瞬間でした。
よって、すでにフローは考え直そうとは思っていましたが、Gemini Advancedを中心にすることは危険と判断しました。
ここで、本格的に新フローを立て直すことにしました。
Geminiをどうしても外せなかった理由である「チャット横断」も、全AIの有料化により解消されたからです。
以下が新フローの概要図になります。
ここから先は、私が実際に4つ全部有料化した時点でしか書けないリアルな比較とそれに伴うフロー変更です。

新note執筆フローの特徴
第1段階は、司令塔であり、かつ全体構成及び文字校正の中心的な役割を担います。
そのため、日本語に強く、チェックの厳しいチャットペルソナを置くことになります。
よって、ここは重要な役割になるので、「ClaudePro」を設置。
ClaudeProは、最近バージョンアップもありましたが、そんなことは今のところ私にはどうでもよくて、とにかくProにすることで「チャットを検索・参照」・「チャット履歴からメモリーを生成」。これを使いたかったのです。
これで日本語の全体構成と文字校正の正確性を、両方担保することができました。
第2段階は、エッジの効いた角度の言い回しなどというようなを視点が欲しい時もあるので、その役割を担います。
そうなると、SuperGrokです。
役割は明確で、Grok系統にある「エッジの効いたピンポイントな指摘を4つ挙げる」これに特化しています。
そうすると、SuperGrokである必要はなく、Grokのエッジは欲しかったけれど、正直この価格(しかも5,000円近い高コスト)ではコスパが合わなかったのです。
よって、Grokに落として何本かの記事を投げて、チャットを終了して、また投げる。これで十分と判断しました。よって、もう契約は終了して残期間のみを使っています。
第3段階は、最終的な総合判断や、この記事を読んだ人物像、その読者がこの記事で得られるものの分析に使いたいという分析の役割を担います
この位置に本来メインだったGemini Advancedを配置
これは、チャット事件の前から、挙動が何か変だと思っていた(チャット横断が効いていない例がある)のもあって、考えていました。
なので、ここに再配置。
役割は以下の通り。
・ここまで行ってきた全体構成、エッジを効かせた校正などの総合判断。
・ターゲティング(この記事は「誰向きの記事か」を私の考えてるものと合っているか)の検証。
・このnote記事で読者が得られるものの特色分析。これが自分の認識と合っているかの確認。
これもGemini Advancedも契約終了済。ただし、Google AI Plusに変更も考えています。
第4段階は、完全に投稿の直前段階になるので、「文字校正や言い回しなど」を磨く役割を担います
そこで、推論など、かなり文章に強くなったChatGPTPlus(GPT-5.5の思考「高」)です。
役割は、完全に最終校正なので、内容というよりも言い回しのおかしいところや誤字脱字の確認に完全特化。つまり、文法的におかしいところを徹底的に洗い出し。
ポイントは、普通のChatGPTPlusでは不十分。
なぜかというと、そのままChatGPTPlusで使うとInstantという軽量モードなのです。これでも普段使いでは十分。
でも、このような大きな役割をこなすためには、ChatGPT PlusのGPT-5.5の思考「高」で、利用する必要があります。(設定で可能)
ここからは自分の責任範囲
自分でちゃんと記事の責任を考える
最後。もう一回声を出して自分の記事を読む。
あとはスマホでの見え方チェック。
これで目の動きや、つっかえがないかのチェック。
スマホで見て冗長だなと思ったら、思い切って別の言葉に置き換えてみる。
これを経て投稿。
ここまでを図にすると以下のような感じ。

私は用途における4つAIの使い分け
執筆以外も含めたAIの使い分けルール
1.ChatGPTPlus:主担当①(ただし、Thinkingの拡張利用時)
カスタム指示・メモリ拡張によるnote校正やその他の私のバックグラウンドを知らないといけない場合のツール。有料版として残す予定。汎用性が高い。
ただし、Thinkingの拡張を使わないと宝の持ち腐れ。
Thinkingの拡張は推論において、今のところはすごい。
2.ClaudePro:主担当②
プロジェクト機能やコンテキストの効率化。そして、日本語の自然な返答と修正。プロンプトに誠実。イメージは固い。回答も優等生。
ただし弱点は長いラリーになるとセッションを切る。復旧待ちまで2時間くらい。よって、ここ一番で使う。
3.Gemini Advanced:サブ
結局、エコシステムが中途半端。コンテキスト容量は、実はAIでも最強クラス。
でも、頻繁にGoogle側の仕様変更(ポリシー変更)がかなり行われているらしい。過去チャットを再利用とかができない可能性を体験した私としては安心して使えないと言う判断。
4.SuperGrok:サブ
速報性特化。XなどやSNSの情報収集は最速。
よって、ニュース系の収集やX等での記事になってない現場温度感のチェック。

AIを使うにあたってこちら(人間)が留意すべきこと
AIは万能ツールではないことを理解して使う
こちらが投げ、出した答えや案をほかのAIの回答や、そこについている引用などを実際に見て、事実確認。こちらが納得できるまで使い倒します。ときには、AIを「ボコボコに質問攻め」にすることもあります。
なぜか。所詮ツールと割り切っているので。
このようなツールにも得意不得意があることは、過去の経験でめちゃくちゃ感じていて、痛い目も良い目も見てきました。
そして、最後は「人間が確認して責任を持つ」。
もちろん「ひとつで十分だ」と考えている人を、否定するつもりは全くないです。その人には必要十分なので。
よって、ここで書いたことは私の主観です。
あくまでも元SEや元コンサルとしてのプロとしての自分の感覚による、こうしたら良いんじゃないかなという自分の考えです。
ただ、ここも重要点だと思っています。AIは発展途上。新モデル発表で使い勝手などが行ったり来たりすることもある。
よって、今自分に合うものを探すことも重要だと思います。1つのAIでも、古いバージョンの方が良い場合もありますし。
つまり、提示したフローや特徴なども変化します。今回はその第2弾になりました。
ちなみになぜ今日出すのか。この記事は2026年6月3日、4つすべてがすべてが有料状態の時点で書いています。
現在しか、全てのAIがすべてが有料状態ではなく、数日後にはSuperGrokの期限が来る。
よって、全AI有料状態でのフロー比較ができないからです。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
以上、【改訂版:実践例付き】4大AI使い分け術|note執筆後の校正プロセスについてでした。

